水虫 酢

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水虫と酢(木酢液)は水虫治療に効果がありますか?について

酢が水虫治療に効果あるということは、昔から民間療法として行なわれてきた水虫の治療法から由来します。酢は本当に水虫治療に効果がある治療法なのでしょうか。また特に水虫に効果がある酢液としては、木酢液という酢酸があります。この木酢液も実際の水虫治療にどれだけ効果があるか、水虫と酢の関係を、民間療法と科学的療法の目線でひも解いていきましょう。

水虫に酢は効きますか?【事例で解説】

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水虫に感染した患者さんが次のような質問をしているのをみかけます。実際に酢を使用して水虫を完治させた方たちは、酢で行なう水虫治療の効果はいかがな感じなのでしょうか。





≪水虫を酢で完治させたA例≫
夫は度々、足が水虫になるのですが、いつも病院には行かず酢のなかに足を浸しています。やり方は、お風呂上りに洗面器に酢を入れて1時間ほど足を浸して、後扇風機で乾かします。私は夫に病院で一度診察を受けてみたら?と言っても聞く耳を持ちません。夫は1週間ほど酢漬けを続けて、足の裏を見せて、ほらツルツルになってるでしょ!かゆみもないよ!と言っています。本当に酢で水虫は治るのでしょうか?

≪水虫を酢で完治させたB例≫
足裏の皮膚が厚くなる角質増殖型の水虫が治らないので木酢液を試してみました。厚いかかとの部分は市販の水虫薬では変化がありませんでしたので、ダメもとで木酢液を試してみたら厚い皮膚が剥がれてウソのように治りました。ただし、爪水虫は木酢液を塗るだけで治すのは難しいです。

≪水虫を酢で完治させたC例≫
わたしの場合はビニール袋を何重にもしてその中に少しお湯で希釈したお酢を入れます。酢のなかに足を入れて足首をゴムひもで結びます。2時間経過したら良く洗い流します。要は水虫になった足を酢漬けにしてしまうやり方なのですが、3日間続けると水虫は治癒します。ただし、酢の効果で足はしわしわ状態になり、数日間は酢の匂いが抜けません^^

≪水虫を酢で完治させたD例≫
わたしは竹酢で水虫が完治しました。わたしの場合、竹酢の原液を使い水虫治療をしました。夜寝る前に、足の甲がヒタヒタになる程度に竹酢をかけビニール袋で酢が漏れることを防止し、靴下を履いてそのまま寝ます。翌朝、靴下を履いたまま浴室に行き、靴下を脱いで足を洗います。水虫の患部の足は白くなりふやけて、爪は黄色くなりますが水虫はすっかり完治しました。難点は酢は臭うので休日などにやることをお勧めします。また、家族にも酢を使用することを理解してもらわないと、のちのち苦情がでます。

≪水虫を酢で完治させたE例≫
ボクは水疱状の症状がある水虫なんですけど、竹酢を薄めた物をかけると即効果があります。これを使い始めてからはひどくなった事はありませんよ。



その他にも酢で水虫を完治させた、または緩和できたという例はまだまだあります。

・米酢の原液を洗面器に入れ水虫に侵された足を漬ける。これ一番です!
・水虫にかかった足を木酢液に1時間位浸すと、数日後皮が剥け始めきれいになりました。
・母が水虫にはお酢が一番効くと、いつもお酢と水を混ぜたものに足を漬けています。
 痒みが取れるのだとか・・・・
・水虫は木酢液に直接足を漬ける方法が一番効果がありました。ただ木酢液で足は黒くな
 り、木酢独特の匂いがすごかったです。
・お風呂の湯船に竹酢を入れて体ごと漬かって、その後薬を塗りました。



ご覧の通り、水虫治療に酢を使用する治療法で水虫が良くなったと答えた方が多数を占めます。

問題は酢は刺激臭がキツイということを除けば!

多くの酢治療経験者が、酢を使用した水虫治療のときの臭いを気にしています。ただ意外にも酢を使用した水虫治療では、酢の副作用によって水虫患部や皮膚がただれたというような報告は殆ど見かけませんでした。


本当に酢は水虫治療に効果があるのでしょうか?
次に酢が本当に水虫に効果のある治療法なのか化学的な目線でお話しします。

酢は本当に水虫治療に効果があるかを医学的にみる

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大昔から酢は水虫に効果的な治療法として用いられてきました。年配の方に水虫に有効な治療法を訊ねると、水虫は酢に患部を浸して治すのが一番だと口を揃えて言います。

年配者からは酢で水虫が治ったという話しを聞くことはとても多い事実です。

おそらく昔は今のように水虫専用薬がなかったので、殺菌効果のある酢が水虫治療の民間療法として伝えられてきたのでしょう。民間療法的に水虫は酢の殺菌作用で抑えることができるとされていますが、医学的には水虫の殺傷能力が酢にあるという根拠はないそうです。

医学的に酢は効果がない?

医学的には酢の殺菌効果で表面の水虫菌は死滅するかもしれませんが浸透力性がないので完治はしないという見解です。水虫菌は皮膚の内部の菌まで殺さないとまた増殖してきますので、医学的には酢は一時的な水虫の抑制効果しかないというのです。

酢と水虫の関係を医学的な目線からみると下記のような結論になります。

水虫の症状が酢で楽になることはあっても水虫が完治することはないので、薬局で治療薬を買う事ができますので酢で治療するよりも手軽に治療できます。また皮膚科で診察を受ければ水虫は完治させることができますので、酢や木酢液などを使ってまで治療することはないそうです。最近では「イトラコナゾール」という治療薬を使用したパルス療法などで水虫は十分完治できるのだとか・・・・

治療薬や治療法があるということでは今と昔は変りましたが、
今の医学的治療法では根気と治療費が必要です。



しかし酢には科学的に立証できない事実があることは紛れも無い事実です。冒頭でお読みいただいた水虫を酢で完治させた例の効果からも見てわかるように、酢には医学的に立証できない秘密がありそうです。

次に民間療法の目線から、酢が水虫治療に効果があるといわれる裏づけを取ってみましょう。酢を使う水虫治療の秘密が隠されていそうです。

医学療法をバッサリ!酢が水虫治療に効果的な理由

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酢を使用した民間療法で名の知れた水虫治療の代表格といえば、やはり木酢液(もくさくえき)でしょう。木酢液は一般的に知られる調理酢(お酢)とは異なりますが、酢の主成分の酢酸であり、水虫を酢で治療する方法のなかでは一番有名なものです。

木酢液
木酢液とは樹木から抽出されるエキスで、炭を焼くときに発生する煙を冷却した液体です。さまざまな効果・効能が知られています。一般的な木酢液の製法は、おもに備長炭を焼いたときに出る燻煙から作られていて、半年間、静置法で不純物を沈殿させたものを濾過します。備長炭の木酢液の他には、竹を原料とする竹酢液があります。

木酢液には殺菌、防虫、防カビ、消臭、消炎、痒み止めなどの効果があるとされ、昔から民間療法に利用されてきましたが、木の種類、温度、抽出法、加工法等によって成分や効能は様々です。


「木酢液、竹酢液の効果と効能」
・虫除け、除草剤としての有機栽培の減農薬になります
・生ゴミ、トイレ、部屋、靴等、あらゆる消臭効果があります
・流しや配管近くに木酢液の原液を置いてゴキブリ・ネズミ対策ができます
・木酢原液を300倍くらいに薄め、鼻の中の洗浄に使用できます
・湯船に入れると、体が温まるので冷え性の方に効果があります
・木酢液の殺菌作用で浴室でカビの発生を抑えることができます
・浴槽の汚れが落ちやすく、配水管の臭いも少なくなります
・木酢液は洗濯にも利用可です


・そして水虫を撃退する効果です!


木酢液には、上記のように多くの効果や効能があることが実証されています。

酢には殺菌作用がありますが、木酢液にはアルコール類やポリフェノール類も多く含まれているため通常の酢の数十倍の殺菌力があるとも言われており、その殺菌作用を利用して水虫治療やアトピー、花粉症治療に使われます。

木酢液の原液は黒色で、原液から軽油質やタール成分を除いた紅茶色の液体が一般に販売している木酢液です。紅茶色の木酢液をさらに蒸留したほぼ無色の木酢液もありますが、水虫治療には原液に近い紅茶色の木酢液が効くと言われています。また木酢液には木を熱で分解したときにできた、反応水という水が含まれます。この反応水は水の分子が細かく、皮膚組織に浸透する能力が高いことから、水虫治療に効果があるのは、高い浸透作用があるからと言われています。

酢に浸透力がないという医学的見解は否定されています。


総評すると・・・・

医学的に言えば「酢より薬」ですが、民間療法の目線で見れば酢はこれまで多くの実績を残していることも証明されています。ただし酢で水虫治療をする場合は、刺激物でもありますので一度に患部を酢漬けするのは危険です。水虫の患部へ部分的に湿布をして皮膚との愛称を確かめてから治療することをおすすめしたいと思います。

酢で水虫治療を行なう場合、用法を誤らないようにして下さい。


また最近では、酢に代わる水虫治療法が話題を呼んでいます。
無臭なうえ、手順や用量を細かく解説しているので安心して
水虫治療ができる内容になっています。